"お金の『基礎演習』"~20代FPが大阪から発信!20代のお金の教養講座~

大阪のファイナンシャルプランナー(AFP)、うえまっつんによるブログ。主に20代に向けた『お金の教養講座』『関西発!賢く暮らす知恵袋』を展開する傍ら、日々の暮らしを書いている。

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『女性疑似体験記』から考えたこと。

管理人のひとりごと

先日お伝えした、『ななみん』さんの記事が衝撃で、皆さんに読んでいただきたいものだったので、今回は紹介させていただきたいと思います。

以前の記事はこちら
uemat-blog.hatenablog.com

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 女性疑似体験記~男性陣必読~

今回発信された記事がこちら。

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 私の口から、この文章について多くは語りません。

まず、読んでみてください。特に男性陣、最後まで読みましょう。

改めて気づいたこと

昨夜(1月3日夜)、この文章を読ませてもらいました。

はっきり言って、「自分も加害者になっていなかっただろうか」という気持ちにさせられました。昨今の大学医学部での問題(女子の点数を男子と比べて調整するなど)に憤りを感じる日々ですが、日頃の何気ない言動で、女性を傷つけていないのか―そういう気持ちになりました。

著者の「ななみん」さんによると、「センシティブな話題で、セカンドレイプが怖い」とのこと。それを覚悟の上で書いていると思うと、より強い思いが伝わってきます。

読者の皆さん、読んでいただくと、いろいろな意見が浮かぶと思います。意見が浮かぶことは各自の自由ですが、それを表出するときは、それを著者が読んだら…ということも考えていただくように、お願いしますね。

今後どうするか

これを読んで、今後どうするかを考えます。

わたし(管理人)は大学までボランティア、障害学生支援に関わっていたせいか、女性との関わりが多いこともあり、よりいっそう、自身の言動に気をつけようと思います。

そして、FP(ファイナンシャルプランナー)としては、女性/男性の、これまで言われている伝統的な役割分担意識にとらわれず、多様なライフスタイルが存在することを認め、そういったものに寄り添って、提案ができることを目指していきたいと思います。

ここから一つの議論を思い出した

以下、今回の一連の文章を読んで、一つのことを思い出しました。以下、わたし(管理人)の意見であり、これは読み飛ばして、冒頭の記事を読んでもらってもよいかなあと思います。

 

女性専用車はなぜあるのか

私が普段よく使っているJR京都線には、女性専用車があります。
7両編成の普通電車のうち、1両が女性専用に設定されていて、平日・休日とも初発から終電まで設定されています。

並行して走る、阪急電鉄京都線にも、同様に女性専用車の設定されている種別、車両があります。

【女性専用車の設定を知らせる、ポスター】

女性専用車の設定を知らせるポスター(JR西日本)

「女性専用車は男性差別か?」

女性専用車を巡っては、「男性への差別である」とか、「憲法違反(両性の平等や、移動の自由に反している?)」という指摘があります。しかし、私はそうは思いません。
今回の「ななみん」さんの記事を読んで、この意見が明確なものになりました。

女性専用車は鉄道会社の単なるサービスではありません。
鉄道車両内で女性が痴漢など性犯罪に遭遇するリスクが高まり、女性の安全、快適な利用を保証するために鉄道会社が考え、導入したといえます。

「女性疑似体験記」にあるとおり、今女性と男性は対等になっていません。

相対的に男性優位な世の中になっており、女性は「劣っている」「モノ扱い」されているため、痴漢等の迷惑行為の対象になるのではないでしょうか。

その環境を改善するため、男性優位を是正するための『策』の一環であると思われます。従って、背景にあるのは『女性差別』なのであり、決して『男性差別』とはいえないのです。

本当に男性と女性が対等であり、男性が軽い気持ちでセクハラや性暴力を起こさない環境ならば、はじめて「女性専用車は必要か??」の議論ができるのではないでしょうか。

まとめ:「えこひいき?」と思ったら、その背景をみてみよう

女性専用車の事例を取り上げましたが、これは「女性びいき」ととらえることができるかもしれません。しかし、この背景には、女性が男性に比べ相対的に「劣っている」とみられ、痴漢などの被害に遭っていることがあるのです。

同様に、最近よく聞く話が、「小中学校でのタブレット導入」です。発達障害などで読み書きが苦手な生徒が、「タブレット」等の情報機器を使うことでより学びに参加しやすくなることから、導入が進んでいます。しかし、学校側や周囲の生徒の理解が不十分なために、導入を断られたり、「テスト」での使用を認められないといった課題がまだあるそうです。

タブレット利用を授業では認めているのに,テストで認めないって変じゃない? | 平林ルミのテクノロジーノート ALT

わたしは学生時代に障害学生支援の活動現場におりましたが、ハンディキャップを補う「配慮」がほかの学生にとってひいきになるのでは、という指摘があったことを思い出しました。

これらの議論も同じように、背景を見ていくと真実にたどり着きます。

背景にあるのは、利用している方が「読み書きが苦手だったり」「障害ゆえできないことがある」から利用しているのです。ほかの学生/生徒との差を埋めるために、「機器」や「配慮」をしているのです。

***

物事のある一面だけを見ていると、その背景にある本当のことが見えてこない。

本当のことを知ると、納得できる。

今後は、本ブログでも、普段の生活でも、物事の見方に気をつけよう、と思った、管理人なのでした。

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